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2018年12月22日

地震に強い構造2

こんにちは。
FAMILY-HOUSEの岡根です。

以前のブログで、「地震に強い構造」の家ということで、「耐震構造」、
「制震構造」、「免震構造」の大まかな特徴をお伝えしました。
今回は、そのブログをご覧になった、多くの方からお問い合わせを
いただいた、この3種類の構造のメリットとデメリットについて
書かせていただきます。

それぞれの工法のメリットとデメリットをまとめて整理してみましょう。

1.耐震構造(工法)のメリットとデメリット
耐震構造(工法)については、日本の建築基準法などの法令にも
定められており、最も一般的です。
<耐震工法のメリット>
・「耐震」「制震」「免震」3種の中では最もコストが安い(数十万円)
・現在の建築基準法に則って建てれば、そもそも耐震構造の住宅である
・激しい地震でも建物を倒壊から守れる
・台風の強風程度ではほとんど揺れを感じない
・地下室などの設置も可能
<耐震工法のデメリット>
・地震の揺れがダイレクトに伝わるため、激しく揺れる
・建物の上部ほど揺れが激しい
・建物内部にある家具などの損傷は避けられず、家具の転倒などによる
 二次被害のリスクがある
・建物は頑丈だが、繰り返しの揺れや何度も地震が起きた際には
 倒壊の可能性も増す
・大きな震災があった後はメンテナンス費用にコストがかかる

現在建てる家は、耐震基準に従っているため、すべての家が
耐震住宅です。ただし、建築基準法は、耐震等級1であるため、
もっと地震に強い家を建てたいという場合には、コストが上がりますが、
耐震等級2や3にする必要があります。
また、耐震住宅は、住宅自体は揺れるため、建物内部の損傷に
注意しなければならず、家具を固定するなど、家の中の防災について
工夫が必要です。

2.免震構造(工法)のメリットとデメリット
現在最も優れた工法と言われている、免震構造(工法)です。
<免震工法のメリット>
・地震がきても建物がほとんど揺れない
・建物内部の損傷まで防ぐことができ、家具の転倒などによる
 二次被害を防ぐことができる
<免震工法のデメリット>
・地震が起きた場合、免震装置が建物ごと揺れるため、隣に空き地が
 必要である
・耐震、制震工法に比べてコストが高い(数百万円)
・定期的なメンテナンスが必要
・免震装置事建物が揺れるため、多少の揺れは感じる場合がある
・まだ歴史が浅い(技術面や耐用年数について疑問視する声も)
・地震には有効だが、強風や暴風による揺れには効果が少ない
・免震装置を設置する分、一階の床が地面よりも高くなる
・地面の上に免震装置を設置するので、地下室は作れない

免震工法は、建築時の制約が多いものの、建物内部の損傷が
少なく済むため、家財道具を守りたい方に向いていますが、
まだ歴史が浅いことが不安点でもあります。

3.制震構造(工法)のメリットとデメリット
制震構造(工法)は、耐震と免震の良いとこ取りです。

<制震工法のメリット>
・建物の倒壊をほとんど防げる
・耐震工法よりも建物内部の損傷を小さくできる
・免震工法よりもコストが安く、工期が短い
・繰り返しの揺れに強い
・台風や強風の揺れにも強い
・地震後のメンテナンスがほとんど不要
<制震工法のデメリット>
・建物自体が地面に接しているため、地盤が弱いと使えない
・制震装置の設置の関係上、狭小地には不向き
・耐震住宅よりはコストが高い(数十?百万円程度)
・建物内部のダメージは、耐震構造より小さいが免震構造より
大きいため、家具の固定などは必要
・建物内部にいた場合、地震の揺れは直接感じる

このように、制震工法は、地震の揺れを抑え、建物内部のダメージを
防ぎながらも、免震工法よりもお手頃コストであるため、耐震工法と
免震工法のちょうど間をとった工法です。また、地震のたびに
メンテナンスや検査をする必要がほとんどなく、定期的なメンテナンスも
簡易なもので済むので、耐震工法や免震工法よりも手間がかかりません。
さらに、免震工法のように基礎部分に大掛かりな工事をせずに済むため、
リフォーム工事での地震対策にもおすすめです。

ご予算や建てる土地・お家の状況、そして何よりお客様のご要望を
加味しながら、しっかりと地震に備えたお家づくりを行ってまいります。

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