お引越し挨拶品の基本

おはようございます。
FAMILY-HOUSEの岡根です。

お客様の家づくりも終盤に近付くと、
お引越しの話も出てきます。

その際によく、「お引越しの際に
ご近所さんに配る『挨拶品』といえば
どの様なものを用意するのが良いのでしょうか」
と質問をいただきます。

ご近所さんへ引っ越しの挨拶ギフトの価格帯は、
500円~1,000円が相場と言われていますが、
お家を建ててずっとそこに住み続ける場合には、
今後のお付き合いの長さも考えて、
1,000円~2,000円くらいの少し価格が高めの
挨拶ギフトを選んでも良いでしょう。

お返しの必要がなく、
受け取った相手が気を使わない
価格帯というのがポイントです。

では、具体的に挨拶品は
どんなものにすればよいのか、
引っ越しの挨拶ギフトを選ぶ際には
おさえておきたい3つのポイントがあります。


1.あっても邪魔にならないものを

これからご近所付き合いをして
仲良くなっていくのですが、

引っ越してきた時は
まだ初対面の見知らぬ人なので、

思い出に残るような品物よりは、
日常生活のなかで消えてなくなる
食べ物や消耗品類がよいでしょう。

2.誰もが使うものを

ほとんどの人が毎日の暮らしの中で
必ず使う日用品雑貨もよいです。

個性的で凝ったものよりも、
市販されている誰でも知っているようなものを
選ぶと安心して使ってもらえるでしょう。


3.大げさでないものを
消耗品や日用品であっても、
大げさなものでは相手も気を使ってしまいます。

もらっても困らない、
手軽なものを選びましょう。

挨拶先が留守の時に、
ポストに入るものやドアノブに
ひっかけておけるような品物がよいでしょう。

引っ越したばかりの時は、
まだご近所さんのことが分かりません。

ひとり暮らしで一度に食べきれなかったり、
旅行や出張前で数日留守にしたりする場合なども
考慮して、生ものや賞味期限が短い食べ物は避け、
1か月ほどの日持ちがするものを選ぶようにしましょう。


お菓子であればクッキーやおかき、乾麺、
お茶や紅茶の葉などがおすすめです。
最近は挨拶ギフト用のお米というものもあります。

毎日の生活で誰もが使うであろう物でおすすめなのは、
ラップ、トイレットペ―パー、ティッシュペーパーです。
これらはセンスも関係なく、
比較的に好みも少ないので、
一番困らないものになります。


引っ越しの挨拶品には「のし」は必要です。
表書きは「御挨拶」、水引は「紅白蝶結び」、
誰が引っ越してきたのかわかるように
「名前(苗字)」は入れて、「外のし」にします。

また、旧居周辺の方に渡す場合は、
表書きは「御礼」や「粗品」となります。

ただ、日用品の場合は「のし」だけつけて
そのまま渡すのではなく、
贈り物として工夫したほうが喜ばれるでしょう。


また、ご近所に配る挨拶品は、
値段が同じでも品物を変えると思わぬところで
ご近所トラブルになるケースもあるので、
すべて同じ品物を渡すようにしましょう。


以下は、挨拶品として人気なものです


1位 お菓子

お菓子は手軽でありしかも喜ばれます。
そして、目新しいものよりはクッキーやマドレーヌ、
おかきやおせんべいのような老若男女が
好むような定番のお菓子が人気です。

他にも、前に住んでいたところの、
名物や評判良いお店のお菓子を
買ってきておくのもよいです。


2位 タオル類

たくさんあっても困らないものですし、
丈夫で長持ちし、ふきんとして実用的なうえに
いろんな柄があり可愛く贈り物に適しています。

サイズもバスタオルから手持ち用のミニハンカチまであり、
種類が多く入っているタイプのセットが人気です。


3位 高級ティッシュかトイレットペーパー

ティッシュの場合、自分では普段使いをあまりしないような
「至高 極」や「鼻セレブ」、「贅沢保湿」といったような
高めのティッシュをもらうと嬉しいです。

また最近では、パッケージにほんの気持ちの挨拶として
「ありがとう」や「感謝」といった文字がプリントされている
可愛いデザインのトイレットペーパーなども通販で購入できます。


以上、引越しの際の挨拶品についてお伝えしました。

今までお世話になった方々や、
これからお世話になる方々なので、
気を使わせすぎないようにしつつも、
ちゃんとしたものを選びたいですね。

お家で実践できる「風水」No2

おはようございます。
FAMILY-HOUSEの岡根です。

以前、家づくりの後でも実践できる
風水についてご紹介しましたが、

今回は日々の生活の中でも
実践しやすいものをご紹介します。

「『陽』を意識し、明るい玄関に」

玄関は人だけでなく、
自然界のあらゆる気も出入りする場所です。
このため、明るいイメージにする必要があり、
お掃除も丁寧にしておかなければなりません。

家族分のその日履いている分の
靴だけを出しておくようにし、
その他は下駄箱にしまう癖をつけましょう。


明るい玄関には観葉植物や花も似合いますので、
お客様を迎えるにも雰囲気がよく、
お互いに気持ちのよい場所になります。

スペースがあれば、少し大きめの
「シンボル・ツリー」となるような
観葉植物を置くのも運気アップになります。


「家族の集まるリビングやダイニングはすっきりと」

寝室の次に長い時間滞在するリビングやダイニングなので、
「明るく暖かい」という居心地のよさを
大切にしなければならないのはいうまでもありません。


家具・インテリアもごちゃごちゃさせず、すっきりと整えます。
色も明るいトーンの色味で統一させて、
落ち着きを演出します。

テレビやオーディオ、ホームシアターなどの
家電製品も多い場所ですので、
観葉植物を置いてパワーのバランスを
保つようにすると良いです。


「寝室のベッドの位置」

平均的に8時間、つまり1日の3分の1を過ごす寝室。
その間はのんびりとリラックスしたり、
実際に睡眠をとったりと、無防備な状態となっています。

この「何もバリアを張っていない状況」で
暗く悪い気からの影響を受けないために、
落ち着いた雰囲気の寝室作りを心がけましょう。


特に重要なのはベッドの位置です。
ドアを開けてベッドが見える位置にあるのはよくありません。
ベッドの移動が可能なら、ドアの対角の位置に動かしましょう。

そして、ベッドを壁にぴったりとつけておきます。
モノが落ちにくくなるという実用面でも大切なことですし、
隙間を「強い気が通る」ともされていますので、
隙間を作ることはよくありません。

デリケートな方なら、眠りが浅くなったり、
睡眠時間が短くなったりすることもあるようです。


もしもベッドの位置をドアから見えないところ、
つまり気の流れから外せないときは、
ベッドとドアの間にスクリーンやパーテーションを置きます。

物理的なスペースが乏しいときは、
のれんや間仕切りカーテンを設置するのもよいでしょう。

マンションなどで、柱や梁の出っ張りが
部屋の隅に現れている物件があります。

これは壁刀(へきとう)と呼ばれ、
悪い気を発しているといわれています。

繊細な方ならば圧迫されているような印象を抱く部分です。
できればこの柱や梁部分を避けてベッドを置くようにしてください。
カーテンで隠すのも有効です。


以上、家づくり後でも気を付けられる
風水をご紹介してきました。


1日の3分の1以上を過ごす場所なので、
少しでも気持ちの良い空間にしたいものです。

以下に、今までお伝えしてきたことをまとめておきました。


・暗い玄関はNG。どうしても暗くなってしまうときは、
風通しに気をつけ、ライトで明るく保つことが大切


・体を清めるお風呂、不浄な物を流すトイレは鬼門に置かない。
間取り上仕方なかったときは、まめな掃除をし、観葉植物を置く


・階段には絵画、写真やカーテンを設置し気が通りやすくする。
写真や絵を飾るときは、方角に応じたものを


・寝室にはベッドヘッドの付いているベッドを置き、
ベッドヘッドはしっかりと壁につける。
枕元にスマートフォンを置くのは気の乱れを招く


・玄関には、「陽」を意識して少し大きめの
「シンボル・ツリー」となるような観葉植物を
置くことで運気アップ


・リビングやダイニングは「家の中心」に配置、
明るく暖かな雰囲気をつくる。
すっきりとしたインテリアに観葉植物を


・睡眠中に悪い気の影響をうけないよう、
ドアの対角の位置にベッドを移動。

難しい場合はドアから見えないようにするため、
ついたてなどでさえぎる

繰り返しにはなりますが、
家づくりの際に風水を気にしすぎると、
家づくり自体がなかなか進まなくなってしまう、
ということもあるかもしれません。

ただ、少しでも気持ちよく暮らしていくために、
無理のない範囲で取り入れていくのは
アリだと私たちは考えています。